vsftpd.confの設定
■設定ファイルの場所
/etc/vsftpd/vsftpd.conf
■設定例(ver 2.2)
# 匿名ユーザの利用設定
anonymous_enable=NO
# ローカルユーザの利用設定
local_enable=YES
# 書き込み系コマンドの使用可否
write_enable=YES
# ローカルユーザのumask設定
local_umask=022
# 匿名ユーザのULの許可
#anon_upload_enable=YES
#anon_mkdir_write_enable=YES
# ディレクトリメッセージの設定
dirmessage_enable=YES
xferlog_enable=YES
# Activeモード時のデータコネクションポートの設定
connect_from_port_20=YES
#chown_uploads=YES
#chown_username=whoever
#xferlog_file=/var/log/xferlog
xferlog_std_format=YES
# アイドル時のタイムアウト
idle_session_timeout=300
# 接続時のタイムアウト
data_connection_timeout=30
#nopriv_user=ftpsecure
#async_abor_enable=YES
# データ転送モードの設定
ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
# 接続時のバナー
#ftpd_banner=Welcome to blah FTP service.
#deny_email_enable=YES
#banned_email_file=/etc/vsftpd/banned_emails
# アクセスディレクトリの制限
chroot_local_user=YES
# 一般ユーザはホームパスより上へはアクセスさせない(有効にした場合はchroot_listファイルを作らないと、FTP接続できない!)
chroot_list_enable=YES
chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
# ディレクトリを削除可能にする
ls_recurse_enable=YES
listen=YES
#listen_ipv6=YES
pam_service_name=vsftpd
# 一般ユーザの取扱い
# NOならuserlistのユーザを許可する
userlist_enable=NO
#userlist_deny=NO
# tcp_wrappersを使用する
tcp_wrappers=YES
# タイムスタンプ時間を日本時間にする
use_localtime=YES
# ユーザーごとのディレクトリ設定
user_config_dir=/etc/vsftpd/user_conf
# ドットから始まるファイルを見られるようにする
force_dot_files=YES
ここまで
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■ドメインごとにFTPアカウントを作成する
『システム』→『管理』→『ユーザーとグループ』→『ユーザーの追加』
でFTPクライアントソフトに入れる『ユーザー名』と『パスワード』を決める。
※パスワードが短すぎると怒られる
■各アカウントごとの接続先を決める。
ユーザーアカウントを作成したら、以下にフォルダを作る。
/etc/vsftpd/user_conf
その中に上で作ったアカウントと同じファイルを作成し、以下のようにパスを入力する
local_root=/home/www/example.com/public_html
※FTPクライアントソフトでからつながらない場合は、『ファイアーウォール』と『SELinux』のFTPの項目を確認する。
『SELinux』のブーリアン値のFTP項目の以下の2点にチェック
Allow ftp to read and write files in the user home directories ftp_home_dir
Allow ftp servers to login to local users and read/write all file allow_ftpd_full_access
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