PayPayで「投げ銭（チップ・支援）」は出来るのか、サポートセンターに問い合わせてみた

日経電子版のCMで路上ミュージシャンがキャッシュレス決済での投げ銭を募ってるシーンがあり、「へー、そういう使い方いいんだぁ」と思った方も多くいると思います。

Twitterや個人ブログでもQRコードを貼り付けて寄付を募っている方もちらほら見受けられ、そういった使い方をしても良いのかという疑問から、2020年4月27日にPayPayのカスタマーサポートに直接電話して確認してみました。

まず、加盟店向けのサポートセンターに電話してみると、TwitterやYoutube、ブログなどの各WEBサービスをはじめ、実店舗だろうと、投げ銭（チップ・寄付・募金）を募る形での送金機能の使用は「違反」とのこと。

加盟店の場合だからか？と思い、今度は一般のPayPayサポートセンターに電話してみると、やはりこちらも同じ回答。

個人間同士の資金移動を想定しているといえ、あくまでも「知り合い同士」であることが使用条件と定められており、知り合い以外が見るブログやツイッター、Youtubeなどで投げ銭を要求することは「知り合い同士」という考えから大きく外れるようです。

Lineペイなどで送金する場合も、まずは友達登録する必要があり、友達同士でしか送金機能が使えなくなっているのも納得です。

日経電子版のCMでやっているのは確かにPayPayではない別のサービスですが、実にまぎらわしい。
おそらくあのCMを見て同じことをやっている路上ミュージシャンや、大道芸人は多くいることだろう。

なお、PayPayの問い合わせ先は以下となる。

■PayPayカスタマーサポート窓口
電話番号：０１２０-９９０-６３４
窓口時間：24時間受付 / 土日祝日を含む365日

■加盟店導入を検討している店舗様
0120-957-640
10:00～19:00
年中無休（メンテナンス日を除く）